西粟倉村子ども読書活動推進計画

 

西粟倉村子ども読書活動推進計画    
     
■計画策定にあたり   西粟倉村子ども読書活動推進計画_page-0001
   
 読書を通じて子どもたちは、言葉を学び、感性を磨き、表現力を高め、創造力を豊かなものにしていきます。本を読むことにより語彙を学び、語彙力が向上することで表現力も豊かになっていきます。また、本に描かれた人物や情景などをイメージすることで想像力を膨らませ、感情表現が豊かになります。読書によって育まれた豊かな感性や情操、思いやりは子どもの心の発達に大きな影響を持つものとされています。このように読書活動は 「生きるを楽しむ」力、つまり人生をより深く生きる力を身に付けていく上で欠くことのできないものです。  
   
 本村では、「西粟倉村教育振興基本計画」の村で育てていきたい人の姿(基本施策)にある「積極的な学びを繰り返し、学びの中で生きる力を身につける子ども」「人とのつな がりを大切にできる心豊かな子ども」を育てるため、読書環境を豊かにする取組を推進しています。その中で、令和2年4月に新設された生涯学習施設であるあわくら会館内に、公共図書館である「あわくら図書館」を整備しました。  
     
 本村においては、子どもたち(概ね18歳まで)とその家族へ、乳幼児期から本の楽しさ、素晴らしさを伝えるため、本に親しむ機会の提供に努めてまいりました。読書活動がより一層推進されるよう、これまでの取組の成果と課題を踏まえ、今後5年間の魅力ある 読書活動を推進していくため、この度「西粟倉村子ども読書活動推進計画」を策定しました。
     
 村民の皆さま及び村外から村に関わっていただく皆さまには、この計画の示す方向性や施策について、御理解と御協力をお願いするとともに、積極的な参画を期待します。