大イ遺跡

~あわくら歴史街道~ H11.12
7000年前からのメッセージ
大イ遺跡  平成9年度の西粟倉幼稚園、10年度の西粟倉小学校の新築予定地に発見されたのが「大イ遺跡」です。
 この遺跡の最も古い時代のものは、今から約7000年前(縄文時代前期)の縄文土器の破片です。この時代は現在よりもずっと暖かく、狩や漁、採集(木の実を集める事)で生活しており、豊富な森林のある西粟倉は大変暮らしやすい豊かな地域だったのでしょう。
 「大イ遺跡」では、縄文時代以降、弥生時代から現在に至るまでの土器もたくさん発見されています。7000年前からの連綿とした人々の営みが、現在の私たちの生活につながっているのです。
 今も「大イ遺跡」は、にぎやかな子どもたちの集う幼稚園・小学校の下に眠っています。
 
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